消防通信指令事務の共同運用については、平成17年7月15日付け、消防庁次長通知「消防救急無線の広域化・共同化及び消防指令業務の共同運用の推進について」を受け、平成20年8月22日付け、愛知県が策定した「愛知県消防広域化推進計画」で示された消防広域化の圏域7市3町で、「尾張中・北部消防広域化研究会」を設置し協議を重ねた結果、平成23年4月28日付け、6市3町(犬山市、江南市、小牧市、岩倉市、清須市、北名古屋市、豊山町、大口町及び扶桑町)の市長、町長が協議会員となる「尾張中・北部消防広域化準備協議会」が発足し、広域化及び消防指令センターに対する協議が進められました。
平成23年11月2日に開催された「尾張中・北部消防広域化準備協議会」において「消防通信指令事務の共同運用に関する事務作業については、広域化に先行して事業を開始する」という議事が合意され、平成23年11月16日に「小牧市ほか3市2一部事務組合の消防指令センターの設置に関する協定」が締結され、共同運用を6消防本部で行うことになりました。
平成17年 7月15日付
消防庁「消防救急無線の広域化・共同化及び消防通信指令業務の共同運用の推進について」通知
平成18年 7月12日付
消防庁「市町村の消防の広域化に関する基本指針」を定める
平成20年 3月28日付
愛知県「愛知県消防広域化推進計画」策定
平成20年 8月22日付
愛知県「愛知県消防広域化推進計画」で示された消防広域化圏域7市3町で「尾張中・北部消防広域化研究会」を設置し協議を開始した。
平成23年 4月28日〜
犬山市、江南市、小牧市、岩倉市、扶桑町、大口町、豊山町、清須市、北名古屋市の6市3町により「尾張中・北部消防広域化準備協議会」を設け消防広域化と消防通信指令事務の共同運用について、協議を重ねた。
平成23年11月 2日付
協議会において、消防通信指令事務共同運用を消防広域化に先行して事業を開始することに合意がなされました。
平成23年11月16日付
小牧市ほか3市2一部事務組合の消防指令センターの設置に関する協定が締結され、共同運用を6消防本部で行うこととなりました。
平成23年11月24日付
6消防本部の消防長を委員とした「小牧市ほか3市2一部事務組合消防通信指令事務共同運用準備委員会」が発足し、その下部組織として「小牧市ほか3市2一部事務組合消防通信指令事務共同運用準備の推進に関する作業部会」を作り、消防指令事務に係る共同運用の調査検討を開始した。
平成24年度
無線基本設計(平成24年6月〜平成25年2月末)
平成24年 7月27日付
尾張中・北部消防広域化準備協議会の合意事項として、現段階においては、消防通信指令事務の共同運用を開始することに専念することとされ、平成28年4月1日の運用開始に向け準備を開始した。
平成25年度
施設実施設計(平成25年5月〜平成26年3月末)、無線・指令設備実施設計(平成25年5月〜平成26年3月末)
平成26年度
施設工事(平成26年6月〜平成27年3月末)
平成26年度〜
無線・指令設備工事及び監理業務(平成26年10月〜平成27年3月末)
平成26年11月 1日付
「小牧市ほか3市2一部事務組合消防通信指令事務協議会」により、管理・運営することとされた。
平成28年 2月 1日付
119番通報回線の切替作業を開始し、切り替わった市町から動作確認運用を開始した。
平成28年 3月21日付
尾張中北消防指令センター竣工式
平成28年 4月 1日付
運用開始(センター長1名、管理担当(日勤)2名、センター員(当直3課制、各課9名)27名、合計30名。)
平成28年 6月 1日付
アナログ無線が停波され、消防無線のデジタル化が開始された。(防災相互波は、現状維持)
設置場所及び構造等
設置場所 愛知県小牧市安田町118番地 (小牧市消防本部南側)
構 造 鉄骨造2階建て
敷地面積 1,330.00u
床 面 積 1階 約751.03u 2階 約711.68u PH 約42.36u
1階 駐車場 49台
2階 指令センター(指令室、機械室、会議室、事務室、仮眠室10室、食堂兼休憩室、書庫等)